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愛媛県南予唯一の看護専門学校です。

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〒798-0025 愛媛県宇和島市伊吹町甲594番地3

学校紹介Introduction

学校長挨拶

方針イメージ

 ナイチンゲールは『看護覚え書き』(Nightingale/薄井・小玉、1859/1994)で次のように言っています。
「英国では、女性の誰もが、あるいは少なくともほとんどすべての女性が一生のうちに何回かは子どもとか病人とか誰かの健康上の責任を負うことになる。言いかえれば女性は誰もが看護婦なのである。日々の健康上の知識や看護の知識はつまり病気にかからないような、あるいは病気から回復できるような状態に体を整えるための知識はもっと重視されて良い。こうした知識は誰もが身につけておくべきものであって、それは専門家のみが身につけうる医学知識とははっきり区別されるものである。」

 今、少子高齢社会にあって、人々の健康に対するニーズは高まり、医療、看護に対する期待も大きくなっています。
 看護職を目指す皆さんは、1人の生活する人間としての成長はもとより、より多くの専門的知識、技術、態度を身につけることが期待されます。
 宇和島看護専門学校は、設置主体である公益財団法人正光会の設立の理念「病める人々と手を取り合って共に歩む」という「人間愛」を基盤に、自己と共に他者を大切にする心と態度を養い感性豊かな人間性を育てることを教育の基本としています。
 当校は、地域の医療機関等のご支援ご協力のもと、学校のある宇和島医療圏の中で看護を学ぶことができる環境にあります。
 3年間の学生生活で、色々な年代の人たちと議論し、刺激し合い認め合って成長していくことができます。
 看護に興味のある方、看護職を志している方、あなたの夢に向かっての第一歩を当校で踏み出してみませんか?

                  宇和島看護専門学校長 二宮 由美子
     

沿革

 本校は、平成7年4月に財団法人正光会(平成25年10月公益財団法人正光会へ移行)を設置主体として3年課程の昼間制の看護専門学校として開校しました。

 当時、医療の高度化・専門化は著しく、また、少子・高齢社会を迎えて、保健・医療に対する社会のニーズは一段と多様化していました。宇和島圏域においても人口の減少や高齢化が進み、地域医療における在宅での看護や介護に人々の関心が高まってきていました。そのような背景の中で、看護に関する幅広い能力を備えた、資質の高い看護師を育成する看護学校の設立が望まれたのです。その後現在まで多くの卒業生を送り出し、主に南予医療圏を中心に活躍しております。

 そして平成21年度からは、社会の看護職への期待の一層の高まりに対応すべく、看護の実践力を強化した新カリキュラムを編成し教育の充実を図っているところです。


校章

校章

 校章は、青色に白環が二つ、「S」という文字で結ばれた図案となっています。青は万物を抱く無限の大空を表し、そこに浮ぶ二つの白い環は柔らかい無垢の雲を表しています。

 その雲の白は、ナースの純白・高潔な心を、丸い形は、角のない優しい心と人の和をイメージしました。一つの環が看護の対象となる人々、もう一つの環が、その人々を支える人たちで、この二つの環が、設置主体である公益財団法人正光会のイニシャル「S」で結ばれ、限りない空に包まれているという構図です。

 なお、「空と雲」は、病める人々と手を取り合って共に歩むという正光会の理念を、悠久の自然としてシンボライズしたものです。


校歌

                                   作詞 篠崎充男 作曲 小川美智子

 1 和霊(われい)の森の 緑濃く   オレンジ育む 段畑(だんばた)さやか
   人の光と なるために       自(みずから)ら学ぶ 深き英知を
   人の護(まも)りと なるために  自ら学ぶ  看護(みとり)の道を
   輝け輝け わが学(まな)び舎(や)

 2 鬼城(きじょう)の山脈(やまなみ) 雲白く  パール育(はぐく)む 筏(いかだ)の海に
   人の光と なるために   自ら磨(みが)く 正しき技術(わざ)を
   人の護りと なるために  自ら磨く 看護の道を
   輝け輝け わが学び舎

 3 城の天守(てんしゅ)の 空青く  人々育(はぐく)む 歴史は永遠(とわ)に
   人の光と なるために   自ら覚(かく)す 尊(とおと)き生命(いのち)
   人の護りと なるために  自ら覚す 看護の道を
   輝け輝け わが学び舎

                        

学科

 看護学科(看護師3年課程・昼間) 入学定員 1学年40名(男女) 修業年限 3年

教育理念

 病める人々と手をとりあって共に歩むという人間愛を基盤として、自己とともに他者を大切にする心と態度を養い、感性豊かな人間性を育てる。

 看護の対象である人間を総合的にとらえ、あらゆる発達段階、健康状態にある人々の個別性に応じた看護が実践できるように、専門的な知識や技術とともに科学的な思考力と判断力、創造力を身につける。

 さらに、常に変動する社会情勢や医療に対応できるよう自己研鑽し、保健・医療・福祉に貢献できる看護の実践者を育成する。

教育目的

 豊かな人間性を養い、看護師として必要な知識・技術・態度を修得し、社会に貢献できる人材を育成する。

教育目標

 1) 生命の尊厳と個々の人格を尊重する態度を養う。
 2) 看護の対象である人間を身体的・精神的・社会的に統合された存在として幅広く理解する能力を養う。
 3) 看護師としての責務を自覚し、倫理に基づいた看護を実践する基礎的能力を養う。
 4) 健康状態に応じた看護を科学的根拠に基づいて実践するための基礎的能力を養う。
 5) 保健・医療・福祉システムにおける看護の役割を理解し、他職種と連携・協働する基礎的能力を養う。
 6) 共感的態度をもち、対人関係能力を身につけて人間関係を深めることができる。
 7) 専門職として自己啓発する姿勢が身につく。

3つのポリシー

 1)アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
(1)看護を学ぶための基礎学力が身についている人(知識・技能) 
(2)自分の思いや考えを自分の言葉で表現できる人(思考・判断・表現)
(3)自ら学ぶことができる人(関心・意欲・態度)
(4)他者と協力して、目標に向かって取り組むことができる人(関心・意欲・態度)
(5)人に関心を持ち、自分も他者も大切にできる人(関心・意欲・態度)

 2)カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
 ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を備えた人材を育成するため、以下の方針に基づいて教育課程を編成・実施する。
(1)本校の教育課程は、知識・技術が積み重ねられるように、基礎分野、専門基礎分野、専門分野を設定している。
  また、1年次から基礎分野、専門基礎分野を学ぶと同時に、専門分野も学修し、学年の進行とともに専門分野の科目が多くなるように設定している。
(2)基礎分野は、科学的思考の基盤となる科目や看護の対象である人間と生活を理解するための科目を設定している。 
(3)専門基礎分野は、科学的根拠に基づいた看護を実践するための基盤となる科目や保健・医療・福祉について理解し、社会資源を活用できるような科目を設定している。
(4)専門分野は、看護の基盤となる基礎的理論や基礎的技術を学び、対象の発達段階や健康レベルに応じて多様な場で看護実践ができる能力を養うための科目を設定している。
  地域に暮らす人々とその家族を理解するために早期にフィールドワークを行い、看護が提供される多様な場を理解する実習につなげている。
  また、保健・医療・福祉システムにおけるチームの一員として、多様な職種と連携できる基礎的能力や看護職として必要な基本的態度を身につける内容としている。
(5)感性豊かな人間性を養うために、他者に関心を寄せ、地域社会へ視野を広げていけるような科目を設定している。
  また、学校行事や教科外活動を計画するとともに、地域の行事への参加、ボランティア活動など推進している。
(6)基礎看護技術を確実に修得するために、主体的に練習できるよう演習時間を確保している。実習においては現場の看護師による技術評価を取り入れている。
(7)自己の経験を振り返り、その経験の意味や価値に気づき、よりよい看護を探求していく姿勢を身につけられるよう、リフレクションの機会を設けている。
(8)学修成果の評価は、筆記試験・レポート・実技試験・グループワークや授業への参加状況、実習評価等、多様な方法で総合的に行っている。

 3)ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与の方針)
(1)生命の尊厳と人格を尊重する態度を基盤とし、感性豊かな人間性を有している。(関心・意欲・態度)
(2)科学的根拠に基づき安全で安楽な看護を実践する能力を身につけている。(思考・判断・表現)
(3)倫理に基づいた看護を実践する能力を身につけている。(思考・判断・表現)
(4)多職種と連携・協働し、地域医療に貢献できる基礎的能力を身につけている。(知識・技能)
(5)専門職業人としての自覚を持ち、自己研鑽し続ける基本能力を身につけている。(関心・意欲・態度)


学年別目標

 第 1 学 年
 @ 人間の生命の尊さについて認識できる。
 A 健康な人間と人間の生活について理解できる。
 B 看護の概念を学び、看護の役割を理解できる。
 C 看護に必要な基礎的知識・技術・態度を学び、日常生活の援助ができる。
 D 社会の出来事に関心を持ち、社会人としての視野を広げる。
 E 学校生活の中で人間関係のあり方・対人関係技術を学び、コミュニケーションがとれる。
 F 主体的に学習する姿勢を身につける。
 G 日常生活の基本的行動がとれる。(挨拶・健康管理・時間厳守・報告・連絡・相談・倫理的行動など)

 第 2 学 年
 @ 生命の尊厳、人格の尊重が看護のベースになることが理解できる。
 A 健康障害をもつ人々とその家族を理解し、健康状態に応じた日常生活の援助ができる。
 B 保健・医療・福祉に関する社会の動向やニーズに関心をもち、保健・医療・福祉システムにおける看護の役割に
  ついて考えることができる。
 C 対人関係を通して自己および他者の理解を深める。
 D 集団生活の中で自己の役割がわかり行動ができる。
 E 看護学生としての自覚を深め、主体的に学習ができる。

 第 3 学 年
 @ 人々のQOLを尊重した行動がとれる。
 A 多様な価値観を認識し、人々に共感的態度でかかわることができる。
 B 看護師としての責務を自覚し、倫理的な看護実践ができる。
 C 対象が生活している場において、健康や障害の状態に応じて科学的根拠に基づいた看護が実践できる。
 D 保健・医療・福祉の連携の中での看護の役割を理解し、他職種と協働できる。
 E 自己の看護観を明確にすることができる。
 F 専門職業人として自己を啓発するための学習活動に取り組むことができる。

カリキュラム

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シラバス

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 28期生
基礎分野
 教育内容  科目名
科学的思考の基礎
情報処理
情報リテラシー
論理的思考
物理学 
教育学
英語
人間と生活、社会の理解       生活科学
心理学
人間関係論
社会学
文学
哲学
健康とスポーツ

専門基礎分野
 教育内容  科目名 
 人間の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進              
解剖生理病態学T(解剖生理総論・骨格筋) 
解剖生理病態学U(病理総論・呼吸器)
解剖生理病態学V(循環器) 
解剖生理病態学W(消化器)
解剖生理病態学X(脳神経)
解剖生理病態学Y(血液造血器・腎泌尿器) 
解剖生理病態学Z(内分泌・女性生殖器)
解剖生理病態学[(感覚器) 
生化学 
栄養学
薬理学 
微生物学
臨床検査  
看護につながる病態生理
リハビリテーション論
    健康支援と社会保障制度 総合医療論
公衆衛生学
社会福祉 
保健医療福祉論
関係法規

専門分野 
 教育内容  科目名
基礎看護学 看護学概論
看護キャリアの形成
基本技術
対象把握の技術
日常生活援助技術T(環境・清潔と衣生活)
日常生活援助技術U(食事・排泄・活動と休息)
日常生活援助技術演習
診療の補助技術
問題解決過程
看護倫理
看護研究T(看護研究の基礎)
看護研究U(ケーススタディ)
地域・在宅看護論 地域・在宅看護概論
地域を知る
地域保健論
地域・在宅看護援助論T(日常生活を支える看護)
地域・在宅看護援助論U(療養生活を支える看護)
地域・在宅看護援助論演習
     成人看護学 成人看護学概論
成人看護援助論T(総論)
成人看護援助論U(急性期)
成人看護援助論V(回復期)
成人看護援助論W(慢性期・終末期)
成人看護援助論演習
老年看護学    老年看護学概論
老年看護援助論T(高齢者の生活を支える看護)
老年看護援助論U(健康障害をもつ高齢者の看護)
老年看護援助論演習
   小児看護学 小児看護学概論
小児看護援助論T(子どもの健康障害)
小児看護援助論U(健康障害をもつ子どもの看護)
小児看護援助論演習
母性看護学    母性看護学概論
母性看護援助論T(正常経過の看護)
母性看護援助論U(異常経過の看護)
母性看護援助論演習
精神看護学    精神看護学概論
精神看護援助論T(精神障害の理解)
精神看護援助論U(精神障害者の看護)
精神看護援助論演習
   看護の統合と実践 医療安全
看護管理と災害看護
専門職連携
看護技術の統合
   臨地実習             基礎看護学実習T(日常生活の援助)
基礎看護学実習U(問題解決過程の基礎)
地域・在宅看護論実習T(地域) 
地域・在宅看護論実習U(訪問看護ステーション)
地域・在宅看護論実習V(市役所・地域包括支援センター)
成人・老年看護学実習T(急性期)
成人・老年看護学実習U(回復期) 
成人・老年看護学実習V(慢性期・終末期) 
成人・老年看護学実習(介護老人保健施設) 
小児看護学実習
母性看護学実習 
精神看護学実習
統合実習


 26期生・27期生
基礎分野
 教育内容  科目名
科学的思考の基礎

人間と生活、社会の理解
心理学
人間関係論
社会学
教育学  
情報科学T(情報科学)
情報科学U(情報処理)
生活科学
スポーツ・健康科学
文学
英語T(英語)
英語U(英会話)

専門基礎分野
 教育内容  科目名 
       人体の構造と機能

疾病の成り立ちと回復の促進             
解剖生理病態学T(解剖生理総論・骨格筋) 
解剖生理病態学U(病理総論・呼吸器)
解剖生理病態学V(循環器) 
解剖生理病態学W(消化器)
解剖生理病態学X(脳神経)
解剖生理病態学Y(血液造血器・腎泌尿器) 
解剖生理病態学Z(内分泌・女性生殖器)
解剖生理病態学[(感覚器) 
生化学 
栄養学
薬理学 
微生物学
臨床検査  
リハビリテーション論
    健康支援と社会保障制度 保健医療論
公衆衛生学
社会福祉 
関係法規

専門分野T 
 教育内容  科目名
基礎看護学 看護学概論
看護倫理
基本技術
看護過程
フィジカルアセスメント
日常生活援助技術T(活動休息安楽・呼吸循環体温)
日常生活援助技術U(食事・排泄)
日常生活援助技術V(清潔・環境)
診療の補助技術
経過別・治療処置別看護
手術・救急集中治療と看護
看護研究
臨地実習 基礎看護学実習1
基礎看護学実習2

 専門分野U
 教育内容 科目名
成人看護学 成人看護学概論
成人保健
成人臨床看護T(呼吸器・循環器)
成人臨床看護U(消化器・血液造血器・免疫)
成人臨床看護V(運動器・脳神経・腎泌尿器)
成人臨床看護W(内分泌・女性生殖器・感覚器)
看護過程演習
老年看護学 老年看護学概論
老年保健
老年臨床看護
  小児看護学 小児看護学概論
小児保健
小児臨床看護
 母性看護学 母性看護学概論
母性保健
母性臨床看護 
    精神看護学 精神看護学概論
精神保健
精神臨床看護
       臨地実習 成人看護学実習1
成人看護学実習2
成人看護学実習3
老年看護学実習
小児看護学実習
母性看護学実習
精神看護学実習

 統合分野
 教育内容 科目名 
    在宅看護論 在宅看護概論
在宅看護方法
在宅看護技術
    看護の統合と実践 看護管理
医療安全
看護技術の統合T(基本的援助技術の統合)
看護技術の統合U(看護技術の実践)
  臨地実習 在宅看護論実習
統合実習

卒業後の取得資格

  看護師国家試験の受験資格 保健師助産師学校の受験資格 大学の編入学受験資格 専門士の称号付与

実習施設

 (病院)
   市立宇和島病院、公益財団法人正光会 宇和島病院、JCHO宇和島病院 

 (病院以外の実習施設)
   宇和島市役所、宇和島市地域包括支援センター、宇和島保健所、宇和島医師会訪問看護ステーション
   指定訪問看護ステーション やすらぎの杜
   大浦保育園、みゆき保育園、JCHO宇和島病院附属介護老人保健施設、宇和島市介護老人保健施設 オレンジ荘
   宇和島市介護老人保健施設 ふれあい荘、社会福祉法人正和会介護老人保健施設 やすらぎの杜

   

学費

平成29年度入学者より適用
   入学金 授業料 教材費 実験実習料 施設整備費
1年次  \150,000. \450,000.  \30,000.  \30,000  \80,000.  \740,000. 
 2・3 年次   \450,000. \30,000.  \40,000.  \80,000.  \600,000. 
上記の他に、入学時に教科書代、実習用看護衣代等が必要です。

奨学金 日本学生支援機構 ・ 正光会奨学金等


実務経験のある教員等による授業科目一覧

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実務経験のある教員等による授業科目一覧

高等教育の修学支援新制度 通知書

高等教育の修学支援新制度 確認申請書(様式第2号)


Uwajima Nursing College
宇和島看護専門学校

〒798-0025
愛媛県宇和島市伊吹町甲594番地3
TEL 0895-22-6611
FAX 0895-22-1588